基本は体内の免疫力・自己蘇生力を最大限引き出す予防医学

漢方薬草の種類と効能

主な漢方薬草とその効能を大まかに分類した一覧表は右のEXCELファイルのとうりです
薬草の数で約６００種類　病気の症状で1,000種類、それぞれの病気の治療薬が1,000種類程度かと思います
これにそれぞれの地域、韓国、日本、香港広東省、等々の独自の薬草や動物の肝を入れれば数え切れません
【漢方薬一覧】EXCEL FILE

上記の知識を基礎に、私はいろんな方からの病気の相談を受け、私の体を実験台にしながら5年間の経験を積み重ねて自分なりの処方箋のをいくつか作ってみました　　　その一部をご紹介します　
【漢方処方箋サンプル】

私の治療薬は一般的に下記の2種類の薬で体の早い自然回復を促します
薬（１）体の基礎体力を回復させ漢方薬を消化吸収出来る体力を作る。
薬（２）体の悪い部分の治療をするもの

漢方薬は薬というよりも食事による体質改善と考えています
ですから病気になったから薬を服用するというよりも健康な体を維持するために健康なうちから食事のように服用する一種の滋養強壮剤といった考え方です

漢方薬の効果をさらに高めるために‐服用にあたっての注意事項と服用期間

西洋の薬と違い漢方薬は胃腸を使ってし消化吸収され効果がてるため、薬服用後は体を温かくして横になり消化吸収しやすいようにしなければなりません

よく、【漢方薬を飲んだけど全然効かない】といった苦情を耳にします
その主な理由　：

●	薬の材料がいい加減なものを使っている
●	冷蔵庫(５℃～１０℃)にも入れず、１年以上も放置したままの、古い薬を飲んでいる
●	薬剤師の調合が適切でない
●	患者さんの体力が弱っていて、漢方薬を消化吸収できる健康状態にない（特に体が冷え症の場合、下痢となって排泄されてしまう場合がある）
●	患者さんが長期(４ヶ月以上)にわたって人工インスリン、降血圧剤、抗生物質等を服用して、体内の免疫系統が何らかの機能障害に陥っている時　　これらの西洋の薬は、痛みや化膿、病原菌の繁殖等を抑えるために細胞の活性化を抑制する機能が強い　一方、漢方薬は血行を良くして患部を治療するため、これらの西洋の薬と漢方薬を同時に服用すると、体内の制御機能が混乱して嘔吐、痛み等が起こる場合がある　2014-4-11追記

以上の５点を　チェックしてみてください

病気が回復するまでの期間

我々の体の臓器も一個の生き物でありそれぞれに下記の様な寿命があります

五臓六腑（内臓）　：　120日　　表皮細胞（髪、皮膚）　30日　　　

病気が治るという事は病気にかかった古い細胞が死に、新しい健康な細胞がそれに取って代わる事ですので病気にかかった細胞が死んでなくなるまでには長くて上記の日数がかかる事になります

よって、病気の場所によって回復に要する時間は異なりますのでその間は薬の服用が必要です

現代版【針‐灸‐按摩】は【マッサージ器と温水シャワー】の併用

更に針灸按摩で体を刺激し新陳代謝を高めれば血液とともに薬成分が体の末端にまで流れ効果を更に高めることになります　（頭皮細胞や脳の毛細血管　顔面の筋肉‐麻生元首相の様な過労時のひょっとこ口はマッサージで完治できる）

私はいまそんなことを暗記するのに膨大な時間と労力を使うのは馬鹿らしいと思っています
ツボのもともとの定義は按摩して【痛いところがツボ】であり、体内の問題がツボをとうして体外に危険信号を流してきているのです

ですから、この原点に帰れば、365のツボなど軽く一読さえしておけばいいのです

携帯のハンドマッサージ器で足の裏から始まって、体全体を30分かけてマーッサージしてください

そこでビビっと感じるところや急に深呼吸をしたくなるところがあるはずです

その部分が、いま凝っているところです　　そこを何回もマッサージしてこわっているところをほぐしてあげましょう
これを毎晩寝る前にする事で体は【整体】化されてゆきます

この様に長い歴史の中から先達が覚えてきたことを現代文明の利器に置き換えてわかりやすく実践するやり方を私はお勧めします　

【難解な中国語に惑わされず、むずかしく見えることを簡単にわかりやすくやってみる】

西洋医学は分析の達人　東洋医学は自己回復力蘇生の達人

長生きするためには西洋医学も東洋医学もどちらも必要です

電子顕微鏡の発明により人体はすべて化学分子式で説明できる時代になりました

しかし、それは体の部分部分の病気の現状を見つけただけで体全体の治療回復にはなりませんでした

むしろその部分だけを治療（または削除）する事でいろいろな副作用の問題が出てきております

その訳は、人体は脳を頂点として、神経で体全体が結ばれており、一個の臓器の機能変化（または消滅）が体全体の神経や血液の流れに影響を与え、それがひとの精神にも影響するからです
精神的な影響がホルモンの流れを変えます
ひとの健康は、この微妙な精神的な変化を抜きに、ひとつの臓器だけの問題としては考えられないからです

漢方は【整体】学であり、人体のトータルシステムを観察し心身両面からの治療を行います

漢方の治療は、突き詰めると、運動も含めて生活習慣の指導であり、その一環として薬があります
漢方医学でもこの薬の部分だけが評価されて一人歩きしている面がありますがそうではないと私は思っております

補足事項

免責事項

私は漢方薬の調薬方法を大学や大学病院で実習した訳ではありませんし薬剤師の資格も持っておりません（漢方薬の薬剤師なるものが日本に存在するかどうかは疑問ですが）
中国河南省鄭州にある河南中医学院で基礎理論の講義を2年間受けましたが、調薬は自分で五年間にわたり、試行錯誤を繰り返しながら自分なりのやり方を作り出しました
私自身、毎日自分で作った4種類の滋養強壮剤（漢方薬）を服用して、健康な日々を過ごしております
そんな訳で、私が御提供する漢方薬はあくまでもお客様の自己責任において個人でのみ使用していただくことになります
私の使用する薬の材料は上記のEXCELファイルの表のとうり、中国政府が認めている漢方薬草薬材だけを使用しています
蛇の血とかスッポンのエキスとかは一切使用しておりません
もちろん、漢方薬草の購入元は、中国で最も権威と信頼のある薬店からのみの仕入れをしており、素性のわからない町の店から仕入れることは一切ありませんのでご安心ください