香港健康広場より 香港博愛医院の『しあわせ(悦満)計画』が今年八月にまとめた結果では、60-91歳の2,761名のうち５％にあたる137名が、何らかの精神情緒障害にあることが分かった　うち64%が女子で、その33%が寡婦であった ６２歳の陸女士さんは情緒鬱病で、風疹、皮膚病、耳の平衡感覚の問題等あり二年間耳鼻咽喉科に通っていたが最近肺炎と胃炎を患い入院した 体の病と夫の他界という二重苦のもとで情緒暗化 彼女は子供の時から家計を助けて働き早く結婚し２娘を産んだ 離婚して後、一人で二人の娘を育て嫁がせた　再婚した主人も癌で以前他界した 彼女は以前精神分析を受けた時に、問題がある事を知っていた 落ち込んでいるときには二人の娘が仕事をやめて付き添って心の支えになってくれた 『香港の発展に貢献してきたのに政府は老人への保護が不足している』と批判した 新界西医院連網統治専門委員梁嶮さんは語る： 『しあわせ計画』とは、まず老人との問診で、うつ病患者を発見し定期的に検診し、精神科医が状況を改善する事である 『しあわせ計画』の成果は良好である　７１％の老人の精神状態が改善され　すでに21％は再度悪化する可能性はない 4％程度が要看護の状態にある 孤独な生活のために、高齢者が、体の病気だけでなくこころの病気にならないように、周りが温かい眼で見舞ってあげる事が、健康長寿のための最高のお薬ではないでしょうか？